オーストラリア環境教育体験記

オーストラリアの大学院で環境教育を学んでいるCrissyのブログ。オーストラリアは知られざる環境教育先進国の一つ。オーストラリアで学んでいることをや生活について紹介します。

2009-11

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マリーアントワネット

この一週間、勉強しかしていない。

でも、なんとなく、集中力が切れてきているのが解る。

なので、小休憩をとった。オーストラリアの番組は、環境関連と、料理番組以外本当につまらない。料理番組は、番組の構成がとても素晴らしく、日本に持ってきてもいいのではというものもある。ちなみに料理の鉄人はこちらでも人気だ。

しかも、しばらくテレビのない生活をしていたため、何の目的もなく、テレビを観るということが、苦しくてできなくなってしまった。どうせ観るなら、観たい映画やドキュメンタリーを観たい。

今日は、ずっと観たかったソフィア・コッポラの、マリーアントワネットを観た。

学生のとき、ベルサイユ宮殿にいったことがあるので、どんな映画なのか観たかったのだ。ソフィアコッポラの作品は素敵だ。

日本が舞台だった作品は、なんとなく、人種差別を感じたのだが、おしゃれで素敵だった。環境が人を創るのだなあと彼女の作品を観ると思う。

映画に出てくる衣装、舞台、食べ物は、本当に素敵。それだけでもとても満足なのだが、

歴史というのは、語る人の立場によってこんなにも変わるのだと実感した。また、歴史は、どれが正しいのかも本当は不確かなのではないかと感じる作品だった。

15歳でフランスにとついで、19歳で王妃になる。

自分が19だったときを考えると、社会や政治などを統治する立場に19でなるというのは、とんでもないなあと思う。まあ、比較するのが馬鹿なのだが。

日本の歴史もそうだが、お殿様や王様は結構若かったりする。徳川最後の将軍もかなり若かった。

浪費家でフランスの財政を食いつぶしたという認識のあるマリーアントワネットだが、

その背景にはもっと複雑な事情があり、たまたま、革命の波にのまれたという見方もあるとこの映画をみて感じた。

マリーアントワンットの悲劇は、ダイアナ妃を思い出させる。

平凡な人生が、実はかなり幸せなことなんだなと思ってしまった。波乱万丈な人生がいいという人がたまにいるが、人生ほっといても平坦ではない。

なので、苦労は買ってでもしろとか、波乱万丈な人生を自ら選ぶなど私には考えられない。

歴史的に散財した人物は、のちに、その国の文化財の石杖を築いた人となる。

ベルサイユ宮殿の、そのすごさと言ったらこの世のものではない。お金の計算なんてしていたら、こんな建物つくれないよなあと思う。

社会貢献というのは、色々な形があるなあと、ベルサイユ宮殿を思い出すと感じていしまう。

また、スタッフのインタビューの中で、マリーアントワネットはPRで失敗した人だと言われていた。「パンがなければお菓子を食べればいい」という文句は実はうそらしい。

プロパガンダが創った嘘らしい。

こういうことも含めて、自分の目の前にあることを、鵜呑みにできない。そう感じる映画だった。

おそらくフランス人からしてみると、色々言いたくなる映画なのだと思う。(SAYURIを観たくない心情に似ていると思う)
でも、とても素敵な映画だと思う。

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